| 学校でシーチキンの缶詰の交換をするな言うたやろ |
スターバックスでコーヒーを飲んでたら、横に若き女性二人が飲んでてん。
そうやな、たえ子と、カオルって感じの人やな。
いつものようにセミナーの準備でもするかって数学の参考書を読んでて、ぱっと横見たらカオルだけになっててん。
あれ?トイレかな?って思って、また数学の参考書を読んでたら急に、ものすごい速さでたえ子がドカドカドカ!!って突っ込んできて座って半分泣きそうになりながら
たえ子「いい経験やねっ」
って涙声で言いだした。
カオル「そうや、いい経験やったやん」
カオルは慰めだした。
たえ子「私もうカオルしかおらへんような気がしてきた。」
カオル「私はいつでもたえ子の味方よ」
たえ子「カ、カオル…」
カオル「あんな男と別れられて良かったやん。いい経験やったね」
たえ子「うん」
たえ子はカオルに頭を抱きかかえられて うっうっ… って泣き出した。
そうか、たえ子は彼氏に電話しに行ってて別れることになったみたいやな… たえ子は思い込みが激しい子やからな。
たえ子はこれから一人で生きていくんやろな。
華の独身OL生活やな。 家に帰ったら、500円玉をはめていって全部はめられたら10万円!ってやつに500円玉をはめて 「10万円貯まったら、カオルと有馬温泉に行くんだ〜」 って夢を膨らましていくねん。
それで たえ子「カオル〜一緒に食べよ!」 って朝早く起きてカオルと一緒に食べるために作ったタコ型ソーセージとか出し巻きとかが入ってたお弁当を携えてウキウキ気分で走っていったら、カオルがこの前別れた元カレと一緒に 「はい、あ〜ん」 とか言いながら箸で食べさしあいをやってるねん。
それ見てたえ子が 「ああ…ダメ…。私には…カオルしかおらへんのに!」 って持ってた二つの弁当箱を一つはカオルにもう一つは元カレに顔の正面に パーン! 叩きつけるねん。
たえ子「私にはカオルしかおらへん言ったのに!」
って言うと、ドサって弁当箱が落ちてカオルが
「違うの。たえ子、聞いて」
とか言いながら、鼻の穴に詰まったご飯粒を ふーん! 飛ばすねん。
それで元カレのよしおの顔からもドサって弁当箱が落ちて
「たえ子!落ち着け!」
って鼻の穴に割り箸とか刺ささりながら言うねん。
たえ子「もう誰も信じられない!」
ってカオルの頭を左手でつかんで、よしおの頭を右手でつかんで
ゴーン!!
ってぶつけるねん。
それでオデコから血だらだら流しながら
カオル&よしお「うっうっ…」
って地面にうずまくってるのを確認して、たえ子は走っていくねん。
たえ子は思い込みが激しい子やからな。
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Author:かずゆき
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